保険の契約者名義変更及び株式贈与の無効を勝ち取った事例 |大阪の相続問題に精通する弁護士【エミナス法律事務所】

時間無制限の無料相談0662278972電話受付時間:平日9:30~18:00
土日祝も相談可能

時間無制限無料相談

06-6227-8972
06-6227-8972

電話番号受付時間:9:30~18:00
土日祝も相談可能

保険の契約者名義変更及び株式贈与の無効を勝ち取った事例

  • 性別:男性
  • 依頼者情報:●争点別:その他  ●遺産額:3000万円以上  ●遺産の種類:預貯金  ●相続人の関係:姉弟

事案の内容

依頼者(=弟)からご依頼を受けました。母が施設・病院に入所・入院していた期間中に、
①母が保有していた保険契約(解約返戻金:500万円)の契約者名義の姉への変更、
②母が保有していた上場株式(評価額:200万円)の姉への贈与がなされているが、いずれも姉が無断で行ったものであるから、姉に対する責任追及の訴訟を提起してほしい
とのご依頼でした。

当事務所の活動内容

証券会社(大手)が当該保険契約の販売代理店をしていた関係で、
①上場株式の贈与だけではなく、
②保険契約の契約者名義の変更についても、証券会社関与の下に行われていたため、
証券会社から①②の際に作成された書類の写しを開示させるとともに、①②を行うに際して顧客とのやり取りを記録した内部記録を開示させました。

①②の際に作成された書類を確認したところ、署名が母のものではない可能性が高いと判断できたため、筆跡鑑定を行い、これを証拠として提出しました。

また、母とのやり取りを記録したとされる内部資料を分析したところ、他の証拠から導かれる時系列と矛盾が生じていたり、母とのやり取りではないと推測される内容(例:母は携帯を保有しておらず、インターネットも利用しないにもかかわらず、母からの依頼事項として、「携帯で株価がみられるようにしたいとのことでネット取引の申込依頼あり」との記載あり)が含まれていたりしたため、証券会社の担当者に対する証人尋問を実施し、上記の矛盾やおかしな点について追及を行いました。

結果

保険契約の契約者名義の変更も株式の贈与契約も母が行ったものとは認められないとして、全面勝訴の判決を勝ち取ることができました。

事件処理のポイント

①証券会社への繰り返しの質疑を行う過程で、顧客とのやり取りを記録した内部資料の存在に気づき、当該資料を取得できたことと、
②取得した資料を精査し、記載内容の不自然さや他の資料から推測される事実経過との矛盾などを発見できたこと、が最大のポイントです。

大手証券会社が手続きに関与しているのだからと諦めず、根気強く資料の収集・分析を行うことで道が開けることもあるということを示す、まさに好例といえる事案でした。

ちなみに、当該事案では、母が施設・病院に入所・入院していた約2年半の間に姉が5000万円もの預貯金を出金しており、この点についても責任追及の訴訟を提起したのですが、当該請求についても、当方の主張がほとんど認められ、全面勝訴といってよい内容で解決を図ることができました。

その他の解決事例

早期解決を強く希望される遺産分割を1ヶ月半で解決した事例

  • 性別:男性
  • 依頼者情報:●争点別:遺産分割  ●遺産額:3000万円以上  ●遺産の種類:収益不動産、実家、預貯金、上場株式  ●相続人の関係:実の兄弟

2ヶ月後に兄(相手方)が海外へ転居予定とのことで、双方とも早期の遺産分割を希望していましたが、 ①弟(依頼者)が取得を希望している自宅不動産の評価額、 ②双方とも売却を希望している収益不動産の売却時期、 の2点について意見の対立が生じていました。 ...

保険の契約者名義変更及び株式贈与の無効を勝ち取った事例

  • 性別:男性
  • 依頼者情報:●争点別:その他  ●遺産額:3000万円以上  ●遺産の種類:預貯金  ●相続人の関係:姉弟

依頼者(=弟)からご依頼を受けました。母が施設・病院に入所・入院していた期間中に、 ①母が保有していた保険契約(解約返戻金:500万円)の契約者名義の姉への変更、 ②母が保有していた上場株式(評価額:200万円)の姉への贈与がなされているが、いずれも姉が無断で行ったものであるから、姉に対する責任追及の訴訟を提起してほしい とのご依頼でした。 ...

依頼者の特別受益について黙示の持戻し免除の意思表示があったことを前提に交渉を成立させた事例

  • 性別:女性
  • 依頼者情報:●争点別:特別受益 ●遺産額:3000万円以上 ●遺産の種類:預貯金、不動産 ●相続人の関係:後妻と前妻の子

相続人は後妻と先妻の子で、被相続人は自宅不動産を後妻へ相続させる旨の自筆証書遺言を作成していました。被相続人の遺産としては、自宅不動産以外にも預貯金がありましたが、預貯金は遺言の対象となっていなかったため、後妻が預貯金を相続するためには先妻の子との間で遺産分割協議を成立させる必要がありました。自宅不動産に加え、預貯金の半額を相続したいというのが後妻の希望でした。 しかしながら、後妻と先妻の子という関係性から、自ら交渉を行うのは負担が大きいとのことで、後妻から遺産分割の交渉を依頼いただくことになりました。 ...

不動産の売却方法を工夫することにより取得分が当初見込みより3000万円以上増加した事例

  • 性別:女性
  • 依頼者情報:●争点別:遺留分 ●遺産額:3000万円以上 ●遺産の種類:不動産 ●相続人の関係:兄弟姉妹

相続人は子4名(一男三女)で、被相続人である母親が、長女へすべての遺産を相続させる旨の遺言を作成していたため、三女(依頼者)から、遺留分請求の依頼を受けました。 ...

相続人が29名にも及んだ遺産分割の事例

  • 性別:男性
  • 依頼者情報:●争点別:遺産分割  ●遺産額:3000万円以上  ●遺産の種類:預貯金  ●相続人の関係:被相続人の兄弟姉妹と被相続人の配偶者の兄弟姉妹

相続の処理を長期間にわたって放置しているうちに相続人が29名にも及ぶ事態となり、相続人相互の関係性が希薄、あるいは、面識すらないという状態のため、遺産分割協議自体を進めることが困難という事案でした。 ...
  • 遺産分割交渉が進まない
  • 遺留分を請求したい・された
  • 預金の使い込みが発生した
  • 相続人の一人が遺産を開示してくれない
  • 遺言の無効を主張したい
  • 前妻の子どもとの遺産分割
  • 不動産がある場合の相続問題
  • 相手方に弁護士が就いた方へ
当事務所の解決事例 ご相談者の声

9:00~20:00 (要予約) の時間帯で、
時間無制限の無料相続相談を実施しております。
お気軽にお問合せください。

時間無制限の無料相談実施中

06-6227-8972 電話受付時間:平日9:30~18:00
相談時間:平日9:00~20:00
*土日祝も相談可能
  • でのお問い合わせ
  • LINEでのお問い合わせ
時間無制限の無料相談実施中
06-6227-8972 メールでのお問い合わせはこちら LINEでのお問い合わせはこちら